インドで起業!徳地佑悟のマハラジャ日記

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グーグル翻訳の限界

飽きっぽい性格からか、いままで三カ国語ほど勉強してきた。しかし、グーグル翻訳も進化したし、これ以上新しい言葉を勉強する必要はないかと考えていたが甘かった。インドに来てからというもの、グーグル翻訳アプリでうまくヒンディー語コミュニケーションを取れた事が一度も無い。

 

これは、グーグル翻訳の翻訳精度に問題があるわけでは無い。むしろ翻訳はかなり正確で、英語で私が話してグーグル翻訳されたヒンディー語の文章を棒読みするとたいてい話は正しく伝わる。

 

ただし、双方向でのコミュニケーションとなると一気に難易度があがる。原因はインドにおいてヒンディー語しか分からない階層の人々は多くの場合①スマホの操作方法がわからず、②むちゃくちゃなまった発音でスマホに話しかけるため、音声認識が正しく行われない。(もっと優しく話してくれればいいのに、なぜか、こういうときに限ってダミ声で超大声を出してしゃべってくれる。)

 

その結果、以下の様に事前にグーグル翻訳でイエスかノーかまたは数字で答えられる単文を翻訳しておいて、スタッフの前で大声で読み上げる事になる。(でかい声を出した方が小さい声よりも通じやすい。)

  1. 今日は遅刻したので給料から差し引くね。
  2. 明日は来るのか?  イエス or ノー?
  3. 明日は遅刻しないでください。

翻訳精度は飛躍的に向上しているにもかかわらず、その使い方を人が理解できないため、極めて原始的な方法でしかコミュニケーションが取れないのがもどかしい。

 

優秀なAIがどんなに増えても、その使い方を人々に伝える仕事が増えるので、意外にAIに仕事が取られる以上に新しい仕事が次々と産まれるのではなどと考えながら、英語の通じないスタッフにグーグル翻訳で翻訳したヒンディー語を今日も読み上げている。